まじいくじ。

現役介護職のパパとおばあちゃんがおすすめの商品や保険についてなどまとめています。たまに介護についても書いています。

まじいくじ

介護支援専門員を目指す!資格の取り方を現役介護職が徹底解説

f:id:majimoney:20180410191725j:plain

介護保険制度とともに誕生した介護支援専門員の資格。介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護を必要としている方が、が安心して在宅や施設で生活を送れるように支援する役割があります。

そんな介護支援専門員になるには、どのような試験を受けて資格を取得すればよいのでしょうか?自分もいずれは介護支援専門員になりたいという人に向けて簡単ですが、まとめます。

介護支援専門員ってどんな資格?

介護支援専門員は、介護保険制度に伴い生まれた資格です。介護保険法では介護支援専門員といいますが、一般的にケアマネージャーやケアマネなど呼ばれています。

介護支援専門員は、介護や支援を必要とする人が介護保険制度を利用して自立した生活を送れるようする仕事です。ケアプラン(サービス計画書)の作成や利用者さんや家族、またサービス事業者との調整を行う、介護保険制度の要となる資格です。

介護支援専門員の役割は

利用者さんの立場に立って、自立支援を目標としたケアプランを作成し、必要なサービスを調整する介護保険サービスの中では、要としての役割を担っています。

介護支援専門員は、どんなところで働ける?

介護支援専門員は、その就職先として大きく分けると在宅で介護を必要とする利用者さんのケアプラン作成や支援を行う「居宅ケアマネ」と、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などの施設で働く「施設ケアマネ」に分かれます。

居宅ケアマネは利用者さんの自宅を訪問し、その生活状況に合わせて適切なケアプランの作成、サービス提供を調整するのが主な仕事です。その施設に入所されている利用者さんのケアプラン作成を行ないます。

また、その他地域包括支援センター、訪問看護ステーション、認知症高齢者グループホーム、社会福祉協議会等幅広い場所で働くこともできます。

介護支援専門員の年収や時給は?

介護支援専門員の資格を持っている人は、福祉業界でも評価が高く、平均的な給与で見ても、介護支援専門員の給与は、一般的な介護職員よりも高くなります。

また介護支援専門員の求人票を見ると、その中でも、介護福祉士などと同様に、資格手当の額や賞与の有無、定期昇給の金額等、施設や事業所によって給与も大きく違うことがわかります。

受給資格は?

介護支援専門員になるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。介護支援専門員は国家資格ではなく公的資格であるため、試験は各都道府県で実施されています。

介護支援専門員試験実務研修受講を受けるためには、細かな受験資格があり、受験資格を満たしていない場合には、受験することはできません。 この受験資格を簡単にまとめると、以下の通りです。

・医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、社会福祉士などの国家資格を持ち、実務経験が通算して5年以上かつ900日以上あることが必要。

・生活相談員、支援相談員、相談支援専門員などの相談援助業務に従事している期間が、通算して5年以上り、またそれに当たる業務に900日以上従事している人。なお、平成27年度からは、受験資格の対象業務が下記の変更されたため、注意が必要です。

・介護等の業務(実務経験5年又は10年)についている人は、受験資格の対象ではなくなります。

・相談援助業務(実務経験5年)の要件が、生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員に限定されました。

ということで、平成29年度までは移行期間として、これまでの資格でも適用されますが、2018年(平成30年)以降の試験からは、介護職の経験があってもヘルパー2級だけの資格取得者などは受験できなくなるのです。

なお受験要綱や受験資格等については、変更点等も含め、必ず自分で各都道府県の受験要項を見て確認しておきましょう。

受験日は?

年1回。例年10月の日曜日に実施されています。 また試験合格後には、「介護支援専門員実務研修」(87時間の研修)の受講を全日程出席して、修了することが必要です。

合格率は?

介護支援分野 25問、保健医療サービス分野基礎 15問、保健医療サービス分野総合 5問、 福祉サービス分野 15問の 計60問。介護支援分野で6割~7割程度、保健医療分野と福祉サービス分野で、受験した分野の合計点の6割~7割程度が合格ラインです。

(ただし、問題の難易度によって毎年補正される)平成27年度からは、職業による免除科目がなくなり、全員が60問の試験を受けることになっています。年々、介護支援専門員の試験は難しくなってきていて、平成28年度は13.1%でした(厚生労働省発表)。

介護支援専門員は、こんな人にオススメ

介護支援専門員の資格は、社会的にもニーズが高く、介護・福祉・保健分野の就職・転職や再就職には有利な資格です。

また介護支援専門員の仕事には基本的には、直接介護の業務がないため、年齢が高くなっても、経験や知識を活かして仕事をすることができます。基本、夜勤や早番、遅番等もないため、子育て中の人も働くことができます。

介護支援専門員の現場の声を聞いてみた

実際に居宅介護支援事業所で働いている介護支援専門員に話を聞いてみました。

◎やりがいのあるところ
「自宅で最期を迎えたい。」という利用者さんや家族の希望により、自宅で看取りを終えた時には、本当にやりがいを感じます。大変ではあるけれど、援助をしていた期間の苦労やストレスはふっとんでいくとのこと。

◎辛いところ
利用者さんのケアプラン作成をするケアマネは、3年ごとに改正される介護保険法に乗っ取って業務を行います。その中には、できることとできないことがあり、時にはしっかりと利用者さんやご家族に伝えなければならないことも多くあります。

「介護保険では、それはできないことになっています。」と話をすると、逆に「あなたはいつも制度の話ばかりするけれど、実際に困っている利用者や家族に目が向いていないのでは?」と言われることもあるのが辛いとのこと。

まとめ

高齢化が一段と進み、介護保険の要でもある介護支援専門員の活躍の場は広がっています。しかしその一方で、介護保険制度スタート以来、介護支援専門員の資質の向上が求められ続けるとともに、業務自体も年々厳しくなっています。

介護支援専門員は資格を取得するまでも、取得した後も大変ですが、これからの高齢社会に向けて必要でやりがいもある仕事です。ぜひチャレンジしてみてください。